いよいよ、積丹半島
泊原発から始まる半島周遊国道
青い海を見ながら走る快適な道、立派なトンネルが続く
少し走った、道の駅「オスコイ!かもえない」でちょっと休憩
大きな水槽に沢山の帆立貝
近くでキャンプをしている少年たちが買いに来ていた。
地方発送しますとあったけど、美味いんやろうなぁ・・・(見てるだけ・・・)
ソフトクリーム食べて、元気注入
走りだしては見たものの
空も海も、あまりにキレイで、少し走っては停まり
写真撮っては走る、繰り返し・・・
まさに夏のツーリング!
潮風が心地よい、すれ違う車も まばら
雨のツーリングを覚悟していただけに、嬉しいウレシイー!
脇道に入っては、引き返したり、大きく空気を吸い込んでみたり
上下左右どちらを向いても、北海道に来たーって感じ
近くで雨が降っているせいか、風もみずみずしい
丘の向こうには、、、走っていくと期待通りの景色!
遠く、神威岬が見えて来ました。
振り返っても、でっかい風景が広がります。
心うきうき、鼻歌まじり^^
なぜか、
「忍びがぁ〜、通ぉ〜る、けものみぃ〜ち〜♪」
神威岬到着!!
噂は聞いていたので、岬まで長い階段を歩く覚悟で
ジャケットも、重い荷物も駐車場に置いて
自販機で500ccの水まで買って、張り切って歩いてきたのに・・・
なんですとぉ〜!
ヒグマですかー。
厳重に警備員まで配置して、岬への道は閉ざされていました。
仕方がないので、隣の高台まで歩いて、遠くからでも眺める事に
海の水はとんでもない青さ、
岬は緑に覆われてじゅうたんの様、その辺にヒグマが潜んでいるのでしょうか?
遠く、駐車場に置いてきた私のバイクを眺めて歩きます。
しかし、写真を見るともう秋ですなぁ・・・
ココまで、走って来た道です。
高台の頂上では、記念写真を撮る人がイッパイ
はい、私のカメラでイッパイの望遠
静かな海、風が気持ち良い
さて、こちらが、これから走っていく方です。
面白い形の雲も出ています。
おや? 少し山側に目をやると雲の下には虹が・・・
ココから、鼻歌が変わりました。
「虹の向こうは〜、
晴れなの・・・ 雨なのかしら〜?」
大概、虹に向かっていくと雨です!
まぁ、こんだけ楽しい思いが出来たんやから、あとはしゃぁないか・・・
ぶつぶつ言いながら、駐車場への道を降りて行きました。
ココを過ぎると、岬への視界は無くなります。最後の見収め?
チョット、行く先、雲が増えてきたか?
まぁ、ぼちぼち進みましょう
岬からの道を左折
2,3分もしないうちにピットイン!
そう言えば、ちゃんとした昼ごはん、まだやった。
と、言う事で
まぁ、おきまりの・・・
はい、ウニ丼頂きました。^^
何日も走るツーリングじゃないので
ちょっとぐらい贅沢してもイイですよねー!
うひゃー、美味しかった!お腹いっぱい!
急いでもショウガナイシネ
青い海を眺めながら、雲の方へ走ります。
途中、何気なく立ち寄った「岬の湯 しゃこたん」
バイクを停めて振り返れば、綺麗な山の景色、雨の気配なし
なんか肌がつるつるになるショッパイお湯
ここの露天風呂からは、日本海の水平線と遠く神威岬が見渡せます。
お風呂を上がってテラスで海を眺めてボーとしていると
隣のカップルが、
「あの雲の下の線って雨が降ってるのね。おもしろーい、だんだんコッチ来るね^^」
なんて話してます。
わぁ、のんびり寛いでる場合じゃないやんか!?
服を着替えて玄関に向かう頃、外からザーっと言う音
仕方なくレインウェアーを出し、外に出たら・・・
止んでました^^
雨上がりの国道を交差点まで引き返し
海岸線沿いに、道道913を進み、幾つかのトンネルを抜け積丹岬に向います。
島武意海岸へのアプローチ道を上がってみました
バイクを停めて、海岸に向うと・・・
え!?ここ通るの?
車で来ていたカップルは入り口から覗き込んだ後帰っていった。
家族連れが、遠巻きに見ている
なら、私が行ってあげよう
ただでさえ、人専用で狭いのに、補強の為?鉄パイプが組まれより閉塞感を感じる
ちょっと覗いても、出口が見えない・・・
すこし頭をかがめて、思い切って中に進むと、先のほうに出口の明かり
そして、ソコから出た瞬間に目の前にバーン!と広がる積丹ブルーの海!!
続いて家族連れのお父さんと子供がやってきて、
そのあと帰ったかと思っていたカップルが来た。
下のほうの磯でも何人かの声がする
何時間でも見ていられそうな静かな海
カップルの邪魔になりそうなので、さっさと引き上げる
再度、あのトンネルを抜けて出ると駐車場の向こうに大きな虹
はい、今から向う方向です^^;
国道に出て、少し先を急ぐと、パラパラと雨に追いついてしまいます。
そのうち、周りを雨に囲まれ、レインウェアーに着替える時期かと海沿いの空き地へ
海のほうも雨、山の方も雨、進行方向にはスグ先、50m程先に雨の壁・・・
着ようかどうか悩みもって空を見ているうち、
夕日と分厚い雨雲が凄い景色を作ってくれました。
レインウェアーを着るのも忘れ、思わず見入っていると、
なぜかココだけ、降られる事なくどんどん雲が流れて行きます。
しばらくして、空が明るくなってきたのでそのまま出発
まぁ、小樽の方は完全に雲の中のようですが
この島「宝島」と言うそうです。
かつてニシンの大群が押し寄せてその名がついたとか・・・
海賊王とは関係なさそうです。
急いで雨雲に追いつかないようノンビリと雨上がりの国道を走ります。
先が暗いと、港に立ち寄ったり
余市の道の駅でトイレタイム、セイコーマートで水分補給・・・
それでも、19時頃には小樽に到着!
あとは、回転寿司で夕食を食べて予定終了・・・!
とか考えながら小樽運河の辺りをウロウロ
しかし、なんか車は多いし観光客はいっぱい
ドコのお店も人が並んでいる
そういえば、今日は日曜日、夏休み最後の。
小樽の町って平日にしか来たことなくて夜は空いてるもんやと思っていた
とりあえず、フェリー乗り場の様子を見に行こう
ターミナルとか新しくなったらしいし・・・
って、港まで行って係員の言われるままに進んだら
どんどんバイクがやってきて出られなくなってしまいました。
係員に相談したら、今日はバイクの数も多いから並んどったほうがエエ、との事
メリットはと聞くと、風呂に早く入れる・・らしい
PM8:30 今回の北海道の旅は終わりました。
しかしこのフェリーの待ち時間ってのが
なんだかとても楽しいのですよ
皆さんの、乗ってきたバイクの話題から始まって
今回の旅の話をしているうち時間なんてあっという間です。
そこで決まって出る質問が、、「いつ上陸したのです?」ってヤツ
8月の終わりって事もあり、お盆から2週間とか一月前からなんて方が多い中
誰かに聞かれて、仕方なく「昨日の晩」って話したら、
知らない間に話しが広まって
「あんたか、昨日来たばかりで帰るってやつは、がはははは!」って
知らない人に声をかけて頂く始末・・・
そんな、世間話も乗船時間が近づくと、最後のマスツーリングの準備
私なんかより何十倍も思い出を作ってきた人やバイクを
事も無げに飲み込んで、
フェリーは定刻通り小樽港を出港しました。
僅か24時間足らずの話を
やたら引っ張ってしまいましたが
スンマセン
もう一日、舞鶴までお付き合い下さい。^^;
明日へ続く
☆R1東寺の南300m、KUSHITANI KYOTO